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初心者による(!)インコとオウムのペットガイドです。
2025/06/16/Mon
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2008/01/18/Fri
 ここではアフリカ原産の中・大型インコをとりあげる。コザクラインコ・ボタンインコ(ラブバード)もアフリカ原産ではあるが、別項でとりあげることにする。
 かの有名な、おしゃべり能力と知性で知られるヨウムもこの仲間である。他に最近人気の上昇しているハネナガインコ属も含まれる。ハネナガインコ属でもっとも有名で手に入りやすいのはネズミガシラハネナガインコ(通称セネガルパロット)である。あと、珍しいものとしてはマダガスカル特有のクロインコ、コクロインコ(別名コウスズミインコ)などがいる。
 
 いまのところこの仲間は比較的数が多く、ワシントン条約でサイテスⅠになっているものは少ない。しかし、ペット用に乱獲もされているし、国家情勢的になかなか密漁を完全に取り締まることが困難な地域なので予断を許さない状況である。特にオオハネナガインコ、クロインコ、コクロインコは生息数があまりないのではないかと思われる。オオハネナガインコについては2003年にワシントン条約でサイテスⅠにノミネートされていたが、議決されなかった経緯がある。クロインコ、コクロインコも生息地域が限られており、外的要因の変化で容易に生息数が激減する可能性がある。

 この仲間全般的な特徴として、賢く、神経質な人見知りしやすい種が多いように感じられる。だが、時間をかければ人馴れはよく、一旦馴れればかなり優秀なコンパニオンバードとなる。動きはのそのそしており、ともすれば鈍くさくも感じる。おしゃべり能力はトップレベルのヨウムをはじめ、千差万別ではあるが、平均的には高いほうである。おしゃべりをはじめた場合はその知性とあいまって会話のレベルに達することもある。これはヨウムでは有名だが、その他の種も可能性が充分ある。
 鳴き声では平均すれば他の仲間より静かであり、コッカトゥーの仲間のように朝、夕方に雄たけびをあげるものは少ない。そのためアパートでも飼育可能といって薦められることもある。しかし鳴く頻度はそれなりに多く、声が小さいといってもあくまで他の仲間に比べてということであるから、騒音が問題にならないとは限らない。飼い主によくなつくため、しばしば呼び鳴きをするし、それはかなりうるさいことが多い。しつけも不可能でないがかなり困難である。
 ちなみにコッカトゥーの仲間やマコウなどの雄たけびは下手すると2,3キロ四方に響き渡る轟音も出せるわけで、それと比較して静かといっても過度の期待をしてはいけない。もちろん、本当に静かでほとんど鳴かない個体もいるので、購入時の見極めが肝心である。
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